私の好きな”作家&作品”コーナー(仮OPEN中)<こちらでは私の好きな作家さんと作品を紹介していく予定です> ☆松本清張さんー社会派推理小説の作家。実は「或る小倉日記伝」で芥川賞を受賞した人でもあります。そして戦争中に、朝鮮半島に衛生兵として滞在していたという経験もあるそうです。この方の偉大さは、社会の片隅にいるような人達にスポットライトをあててくれたことにあると思います。ちなみに、今年ドラマ化された「砂の器」は、原作とはかなり違う表現をされていて正直言って立腹しました。この作品は是非原作本を読むか、加藤剛さん・丹波哲郎さん・森田健作さんが出演していた、映画で観ていただきたいです。 (好きな作品:「ゼロの焦点」「点と線」「砂の器」など多数) 松本清張記念館 ☆鷺沢さんー18歳で文学界新人賞を受賞した作家。 (好きな作品「君はこの国が好きか」「ケナリも花、サクラも花」など) 公式HP ☆唯川恵さんー直木賞作家でOLさんが主人公の作品が多いです。 新潮社でのプロフィール 大和書房でのプロフィール ☆山本文緒さんー直木賞作家で女性向けの作品が多いです。 公式HP <朝鮮半島問題関連のお勧めの書籍> 関川夏央さん:この人の職業って一体何?と思う時がしばしばあります。でも朝鮮半島の問題に詳しい作家(ジャーナリスト?)なんだろうなということは、間違いないと思います。 (作品:「ソウルの練習問題」「海峡を越えたホームラン」) 黒田福美さん:韓国通で有名な俳優さん。(女優と呼ばれるのは嫌いだそうです) 彼女が韓国にはまったのはなんと韓国のバレーボール選手に一目ぼれしたからなんだとか。凄いです!詳しいことは「ソウルマイハート」に載っています。ガイドブック「ソウルの達人」もお勧めです。 (作品:「ソウルマイハート」「ソウルの達人」) 戸田郁子さん:高麗大学校の卒業生でもある彼女の留学体験と国際結婚のお話が綴ってあります。 (作品:「ふだん着のソウル案内」「ソウル・サランヘ―日韓結婚物語」など) 平井久志さん:2002年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞した共同通信の記者。韓国に勤務していた時に知り合った韓国人女性と結婚。日韓の文化の違いを、とても上手く表現している作品です。当時KBSのある韓国人女性が「日本はない」という作品を書いて話題になっていましたが、その人の作品は感情的な内容に終始していたのに比べ、男性ジャーナリストの冷静な視点からのレポートは、本当に目からうろこ状態でした。やはり文章を書くプロである新聞記者だなと思いました。 (作品:「ソウル打令(タリョン) 反日と嫌韓の谷間で」 「日韓子育て戦争 「虹」と「星」が架ける橋」) <注> こちらでご紹介した作品ですが、かなり古い作品が多いので、 一部絶版になっているものもあるようです。多分、図書館に行けば 探せるのではないかと思います。 |